ごきげんいかがですか?お鶴と申します。今日はわたくしが夜な夜な、丹精込めて織って
います様子をご紹介いたします。
機織りとは、縦糸と横糸というものが大事でして
織り方は機織り機を使うのですが、先ず縦糸を13本くらい作ります。
次に横糸を通して編んでいくのですが、これがなかなか難しくて横糸を通す時は木の棒に
毛糸を巻き付けたものを使って最初に張った縦糸に上、下交互に通しながら
編んでいきます。
木の棒を縦糸に交互に通すところがわたくし苦手でして・・・
「えっ?つるなのに機織り下手なの?」とか、どこからか聞こえた気がいたしますが苦手なつるもおりますゆえ・・・
肝心なのは心を込めて織ることだと、わたくしは思います。
このような感じでわたくし、あの方のために心を込めて今日も織るのでございます。
お鶴「この反物ができたらあの方は喜んでくれるでしょうか。」
「(編んでいる音)シャッシャッ」
? 「お鶴、まだ寝ていない・・・体を壊さないといいんだが・・」
おしまい*
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